ドーダの人、森鷗外 : 踊る明治文学史
著者
書誌事項
ドーダの人、森鷗外 : 踊る明治文学史
朝日新聞出版, 2016.9
- タイトル別名
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ドーダの人森鷗外 : 踊る明治文学史
ドーダの文学史
- タイトル読み
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ドーダ ノ ヒト モリ オウガイ : オドル メイジ ブンガクシ
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注記
「一冊の本」2008年1月号-2015年12月号の連載「ドーダの文学史」を改題し、その前半部分である2011年5月号までを加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
名家の跡取り、優秀な息子、近代日本を背負う軍医であり小説家—エリート・鴎外が抱いた複雑なコンプレックスの正体とは?へりくだりながらドーダする「軟ドーダ」の元祖・成島柳北、「小説はいったい何の役に立つのか?」と苦悩し続けた「外ドーダ」第一号・坪内逍遙、そして究極の「外ドーダ」人間となった・森鴎外。作家らの本質を炙り出し、明治文学史がよりよく分かる新たな文学論!ドーダとは?「ドーダ、俺はすごいだろう」という、自己愛を核としてなされるすべての表現行為のことである。
目次
- 帰ってきたドーダ
- 軟ドーダの元祖・成島柳北
- 外ドーダでい続けた坪内逍遙
- 究極の「外ドーダ」森鴎外
- 森鴎外と米食論争
- 森鴎外のもつれた愛国心
- 「踊る鴎外」から「踊らない鴎外」へ
- 森鴎外の二重構造的心理
「BOOKデータベース」 より