「文藝」戦後文学史

書誌事項

「文藝」戦後文学史

佐久間文子著

河出書房新社, 2016.9

タイトル別名

文藝戦後文学史

タイトル読み

「ブンゲイ」センゴ ブンガクシ

大学図書館所蔵 件 / 91

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p238

「文藝」略年譜: p[239]-308

内容説明・目次

内容説明

1933年、改造社で創刊された「文藝」は、言論統制による改造社解散後、河出書房に引き継がれた。空襲で社屋が焼かれてもなお雑誌の刊行は続き、そして戦後へ—戦後派作家たちが隆盛するなか、60年代に入ると文藝賞を創設した編集長・坂本一亀は戦後派を総括。そこで“戦後”という主題は終焉したかに思えたが…現在まで続く“戦争”の感触を掲載作品と関係者の証言から峻烈に描き出す。

目次

  • 第1章 「文藝」の創刊と激化する戦争
  • 第2章 戦後の再出発と雑誌の隆盛
  • 第3章 文藝賞創設と「戦後派」の再検証
  • 第4章 「内向の世代」と広がる“戦後”との距離
  • 第5章 新時代の文学と「クリスタル」の衝撃
  • 第6章 J文学の誕生と文芸誌の未来

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ