藝術としての哲学 : ショーペンハウアー哲学における矛盾の意味

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藝術としての哲学 : ショーペンハウアー哲学における矛盾の意味

高橋陽一郎著

晃洋書房, 2016.9

Other Title

Philosophie als Kunst

Title Transcription

ゲイジュツ トシテノ テツガク : ショーペンハウアー テツガク ニオケル ムジュン ノ イミ

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Description and Table of Contents

Description

哲学とは何か—この問いに対し、「学問」以上に「藝術」という答えを強調したショーペンハウアー。自らの哲学も藝術であろうとし、これによって人々に慰めを与えようとした。カント、フィヒテ、シェリングらをショーペンハウアーの先蹤者と捉えることによって、学問性を極端に強調されたドイツ観念論に新しい系譜を引く。

Table of Contents

  • 第1部 『意志と表象としての世界』の成立(藝術としての哲学—「よりよい意識」からのショーペンハウアー哲学の誕生;フィヒテ『一八一二年の知識学』とショーペンハウアー)
  • 第2部 ショーペンハウアー意志論の整合的理解(『根拠律』第一版(一八一三年)における「意志」概念—観念論的・主観的考察の成果;『意志と表象としての世界』における「意志」概念—類比の成果;後期の「意志」概念—観念論的・主観的考察の深化と実在論的・客観的考察の採用)
  • 第3部 整合的理解を超えて(ショーペンハウアーにおける矛盾の積極的意味—ショーペンハウアーを矛盾なく読むために、そして再び矛盾あるものとして読むために)
  • 結論と新たな問題への展望
  • ショーペンハウアーのイデー論

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Details

  • NCID
    BB22224115
  • ISBN
    • 9784771027565
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    x, 247, 5p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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