しぐさの民俗学
著者
書誌事項
しぐさの民俗学
(角川文庫, 19985)
KADOKAWA, 2016.9
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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シグサ ノ ミンゾクガク
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注記
「しぐさの民俗学 : 呪術的世界と心性」(ミネルヴァ書房2006年9月刊)の文庫化
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 J-117-1」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
「霊柩車に出合ったら親指を隠す」「汚いものに触れたらエンガチョを切る」。呪術的な意味を帯びた「オマジナイ」と呼ばれる身ぶり。息を吸ったり吹いたり、指を組んだり、呪文を唱えたり…人が行う「しぐさ」にまつわる様々な伝承と、その背後に潜んでいる民俗的な意味を考察。伝承のプロセスを明らかにするとともに、そこに表れる日本人の精神性に迫る。身近な暮らしのなかに、新たな事実を見いだしてきた著者の代表作。
目次
- 序 俗信と心意
- 第1章 息を「吹く」しぐさと「吸う」しぐさ
- 第2章 指を「隠す」しぐさと「弾く」しぐさ
- 第3章 股のぞきと狐の窓
- 第4章 「後ろ向き」の想像力
- 第5章 動物をめぐる呪い
- 第6章 エンガチョと斜十字
- 第7章 クシャミと呪文
- 第8章 「一つ」と「二つ」の民俗
- 第9章 「同時に同じ」現象をめぐる感覚と論理
- 終 しぐさと呪い
「BOOKデータベース」 より