書誌事項

〈ハイブリッドな親子〉の社会学 : 血縁・家族へのこだわりを解きほぐす

野辺陽子 [ほか] 著

青弓社, 2016.10

タイトル別名

ハイブリッドな親子の社会学 : 血縁家族へのこだわりを解きほぐす

親子関係と子育てをめぐる新たな秩序と実践 : 「血縁」に着眼して

タイトル読み

〈ハイブリッド ナ オヤコ〉ノ シャカイガク : ケツエン カゾク エノ コダワリ オ トキホグス

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注記

その他の著者: 松木洋人, 日比野由利, 和泉広恵, 土屋敦

2014年9月7日に東京女子大学でおこなわれた第24回日本家族社会学会大会でのテーマセッション「親子関係と子育てをめぐる新たな秩序と実践ー「血縁」に着眼して」での報告内容を下地に、大幅な加筆・修正を加えたもの

収録内容

  • 「育児の社会化」を再構想する : 実子主義と「ハイブリッドな親子関係」 / 松木洋人著
  • 代理出産における親子・血縁 / 日比野由利著
  • 特別養子制度の立法過程からみる親子観 : 「実親子」と「血縁」をめぐるポリティクス / 野辺陽子著
  • 「家族」のリスクと里親養育 : 「普通の家庭」というフィクション / 和泉広恵著
  • 「施設養護」での育児規範の「理想形の上昇」 : 一九六〇年代後半から七〇年代前半を中心に / 土屋敦著
  • 「ハイブリッド」性からみる「ハイブリッドな親子」のゆくえ : 融合・反転・競合 / 野辺陽子著

内容説明・目次

内容説明

代理出産、特別養子制度、里親、児童養護施設などの事例から、多様化し複雑化する昨今の“親子”事情を丁寧に腑分けして紹介し、それぞれの現状と問題点を指摘する。血縁や実親子だけを軸に家族を考えることの弊害を明らかにして、ハイブリッドな親子関係がもつ可能性を描き出す。

目次

  • 序章 「育児の社会化」を再構想する—実子主義と「ハイブリッドな親子関係」
  • 第1章 代理出産における親子・血縁
  • 第2章 特別養子制度の立法過程からみる親子観—「実親子」と「血縁」をめぐるポリティクス
  • 第3章 「家族」のリスクと里親養育—「普通の家庭」というフィクション
  • 第4章 「施設養護」での育児規範の「理想形の上昇」—一九六〇年代後半から七〇年代前半を中心に
  • 終章 “ハイブリッド”性からみる「ハイブリッドな親子」のゆくえ—融合・反転・競合

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22283566
  • ISBN
    • 9784787234070
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    200p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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