幕藩制国家の政治構造
著者
書誌事項
幕藩制国家の政治構造
吉川弘文館, 2016.11
- タイトル読み
-
バクハンセイ コッカ ノ セイジ コウゾウ
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
幕藩制国家の政治構造
2016.11.
-
幕藩制国家の政治構造
大学図書館所蔵 件 / 全102件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
表「金川日記」記事一覧: p263-302
引用および参考文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
現在の近世史研究は、政治・経済・思想など各分野の進展とともに細分化され、それらを通観し社会の全体像を追究する視角が求められている。第一線で活躍する政治史研究者一〇名が集い、幕府内の政治構造、幕政と諸藩・朝廷との関係、社会の諸相など多様なテーマから近世社会に迫った論考を収録。史料に真摯に向き合うことで、豊かな近世史像を描く。
目次
- 近世政治史研究の発展のために
- 第1部 幕府の政治構造(近世前期の評定所裁判—『公法纂例』にみる判断のあり方;江戸幕府の指揮系統と長崎奉行—文化十二年御請言上並脇々へ之書状留を中心に;阿部正弘政権の大名政策—嘉永六年柳間改革)
- 第2部 朝幕藩の関係構造(加賀藩家中における公家との縁組とその背景—元禄十一年における前田土佐守家と竹屋家との縁談を事例に;金納御手伝普請にみる幕藩関係—寛政度御所造営に関わる熊本藩上納金を素材に;嘉永期の朝幕関係)
- 第3部 政治と社会(享保期の三井における家法・家史と祖先顕彰—三井高利の事績をめぐって;唐船貿易の統制と売込人;『講本気吹〓(ふ)』の弁—平田篤胤の講談と『講本』をめぐる一考察;幕末知識人がみた開港前後の政治と社会—「金川日記」を素材として)
「BOOKデータベース」 より