戦後イギリス外交と英米間の「特別な関係」 : 国際秩序の変容と揺れる自画像1957~1974年
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戦後イギリス外交と英米間の「特別な関係」 : 国際秩序の変容と揺れる自画像1957~1974年
(国際政治・日本外交叢書, 19)
ミネルヴァ書房, 2016.10
- タイトル別名
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戦後イギリス外交と英米間の特別な関係 : 国際秩序の変容と揺れる自画像1957~1974年
戦後イギリス外交と英米間の「特別な関係」 : 国際秩序の変容と揺れる自画像, 1957~1974年
- タイトル読み
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センゴ イギリス ガイコウ ト エイベイカン ノ 「トクベツナ カンケイ」 : コクサイ チツジョ ノ ヘンヨウ ト ユレル ジガゾウ 1957~1974ネン
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注記
主要参考史料・文献: 巻末p7-27
内容説明・目次
内容説明
戦後国際秩序は、1950年代後半以降、デタント、脱植民地化、ヨーロッパ統合の進展などによって大きな変容を遂げた。そのなかでイギリスは、「世界大国」からの転換を余儀なくされながら戦後外交の再編を行った。本書は、イギリスが、なおも「世界大国」の自画像やノスタルジアを抱きつつ、世界的な役割を再考し、EC加盟を実現したものの、結局は、アメリカとの「特別な関係」への従属を深めることになった外交の再編について考察する。
目次
- 戦後イギリス外交の再編の試み
- 第1部 戦後イギリス外交の再編の模索の始まり—マクミラン政権、ダグラス=ヒューム政権の時代(一九五七〜六四年)(英米間の「特別な関係」の修復とスカイボルト危機;第二次ベルリン危機と米ソ接近;英米間の「特別な関係」の再構築と統合ヨーロッパ)
- 第2部 「帝国・コモンウェルスから統合ヨーロッパ」へ—第一次ウィルソン政権の時代(一九六四〜七〇年)(イギリスとヴェトナム戦争;世界的な役割の縮小と統合ヨーロッパへの再接近)
- 第3部 戦後イギリス外交の再編の収束—ヒース政権の時代(一九七〇〜七四年)(デタントとイギリスのEC加盟;大西洋同盟内の対立;英仏核協力構想の新たな模索)
- 戦後イギリス外交の再編の試みとその収束
「BOOKデータベース」 より