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プラトンの公と私

栗原裕次著

知泉書館, 2016.10

Other Title

Plato on Public and Private

Title Transcription

プラトン ノ コウ ト シ

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Note

参考文献: p [390]-398

その他の標題(英文タイトル)は、p[421]の「Table of Contents / English Summary」による

Description and Table of Contents

Description

紀元前5‐4世紀のアテネでは公と私の緊張・対立が政治的にも倫理的にも取り組むべき火急の課題であった。本書は初期対話篇の四篇と『ポリテイア(国家)』篇を中心にプラトンの人間観、政治哲学、倫理学、魂論に注目し、公と私とは何か、その関係はどうあるべきかを問う。

Table of Contents

  • プラトン哲学と公‐私問題
  • 第1部 プラトン初期対話篇(プロタゴラス「大演説」(Prt.320c‐328d)の公と私—ソフィストの人間理解;ソクラテスの衝撃とプラトンの継承—『ソクラテスの弁明』篇と『ゴルギアス』篇;『メネクセノス』篇における公と私—“自由”概念の創出)
  • 第2部 『ポリテイア』篇:公私の調和的結合の生へ(序(第1巻)—公私混合の生のイメージ化;問題と方法(第2巻);公私の分離:正義論(第2‐4巻);公私の統一(第5巻);公私の結合へ:第三の大波(第5・6巻);「洞窟の比喩」(第7巻);公私の分離・混合・綜合・不正論(第8・9巻);ポリスに生きる人間(第10巻)—その永遠の生)

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Details

  • NCID
    BB22356896
  • ISBN
    • 9784862852410
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpngrc
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xii, 426p
  • Size
    23cm
  • Classification
  • Subject Headings
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