憂鬱なる漱石
著者
書誌事項
憂鬱なる漱石
せりか書房, 2016.10
- タイトル別名
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漱石 : 憂鬱なる
- タイトル読み
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ユウウツ ナル ソウセキ
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注記
参考文献: p496-501
内容説明・目次
内容説明
日本の近代が抱え込んだ「憂鬱なる孤独」に、心身を賭して向き合った漱石。その苦闘の軌跡を、『三四郎』から『明暗』まで八つの作品を対象にして読み解く。没後百年を経たいまなお、われわれを惹きつけてやまない漱石の魅力の源泉に迫る。「思想」としての漱石論の決定版。
目次
- はじめに 思想としてのメランコリー
- 第1章 トライアングル・モデル—『三四郎』
- 第2章 転調する内省—『それから』
- 第3章 自意識か悟道か—『門』
- 第4章 内向的人間の成立—『彼岸過迄』
- 第5章 現実を失う過敏—『行人』
- 第6章 告白と負い目—『こころ』
- 第7章 演出される自己—『道草』
- 第8章 関係が関係する—『明暗』
「BOOKデータベース」 より