モテる構造 : 男と女の社会学
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書誌事項
モテる構造 : 男と女の社会学
(ちくま新書, 1216)
筑摩書房, 2016.11
- タイトル読み
-
モテル コウゾウ : オトコ ト オンナ ノ シャカイガク
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内容説明・目次
内容説明
女は女らしく、男は男らしく—。旧態依然とした価値観だが、どっこい今も生き残っている。どうしてなのだろうか?性別の「らしさ規範」(女らしさ・男らしさ)が社会から消えないのは、どういう相手を性愛の対象として好きになるかという、人間の「感情」に固く結びつけられているからだ。しかも面倒なことに、性別規範は男女非対称にできている。だから「できる女はモテる」ということにはならない。本書では、社会的な性別機能の身も蓋もない現実を、透徹した視線で分析。男女それぞれの生き難さのカラクリを解剖し、社会構造変化の中でそれがどう変わりうるのかを俯瞰する。
目次
- 第1章 男と女の関係学
- 第2章 男らしさ・女らしさとは何か?
- 第3章 性別規範の機能—社会にどのように利用されているか
- 第4章 性差別の背景—できる女はモテないか?
- 第5章 近代社会の構造転換—男女の生き難さの変貌
- 第6章 ジェンダーの発達理論
- 第7章 ケアは女の役割か—男が触ると「いやらしい」?
「BOOKデータベース」 より