幕末不戦派軍記
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書誌事項
幕末不戦派軍記
(草思社文庫, [の1-1])
草思社, 2014.2
- タイトル読み
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バクマツ フセンハ グンキ
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注記
『幕末伝説』(講談社, 2003年刊)所収の「幕末不戦派軍記」と、『幕末不戦派軍記』(講談社, 2008年刊) を合本し、一部加筆修正したもの
シリーズ番号はカバーによる
内容説明・目次
内容説明
慶応元年、第二次長州征討のため大坂に進発した徳川十四代将軍家茂のお供を任じられた仲良し御家人四人組、弥次郎・喜多八・筒なし・関兵衛は、開戦の遅れをよいことに一年以上も大坂で美食、遊郭通い、観光と遊び呆ける始末(『在京在阪中日記』)。その後、長州、鳥羽伏見、上野、日光、会津、箱館へと続く維新の戦乱に厭々従軍させられ、死の恐怖に怯えつつも持ち前のノーテンキさで行軍してゆく—。幕府滅亡を象徴する“戦意なき”幕臣たちの生態を史料と想像力で復元した傑作幕末小説。単行本『幕末不戦派軍記』所収の五編と『幕末伝説』所収の鳥羽伏見編を合本した決定版。
「BOOKデータベース」 より