古代文学における思想的課題
著者
書誌事項
古代文学における思想的課題
森話社, 2016.10
- タイトル別名
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古代文学における思想的課題
- タイトル読み
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コダイ ブンガク ニオケル シソウテキ カダイ
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内容説明・目次
内容説明
主に古事記・日本書紀の中で語られる古代の国家や天皇制の成立などについて、従来の歴史学や文学研究プロパーでは論じることのできなかった課題に対し、現代思想の知見との対話によって「抽象力」で迫りつつ、広く東アジア世界の中に古代日本の位相を見定める。
目次
- 第1部 古事記・日本書紀論(神功皇后と卑弥呼—東アジア漢字文化圏の帝国/小帝国;古事記の成立—稗田阿礼と太安万侶;古事記の成立と多氏 ほか)
- 第2部 古代文学における思想的課題(古代国家論—天皇制の起源をめぐって;「見るな」の禁止はどこから来るのか—大物主神に関連して;文字の受容と歴史の記述—いくつもの日本へ ほか)
- 第3部 万葉集論(「鎮め」の論理—和歌形式の成立に関連して;表象としての東歌;後期万葉宴歌における「抒情」の行方 ほか)
- 付論
「BOOKデータベース」 より