日本語の建築 : 空間にひらがなの流動感を生む
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日本語の建築 : 空間にひらがなの流動感を生む
(PHP新書, 1070)
PHP研究所, 2016.11
- タイトル読み
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ニホンゴ ノ ケンチク : クウカン ニ ヒラガナ ノ リュウドウカン オ ウム
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内容説明・目次
内容説明
壁、壁、壁…。東北の被災地で巨大な防潮堤を成立させている「安全・安心」という堅固な壁は、いまこの国のいたるところに聳え立つ。「せんだいメディアテーク」「みんなの森ぎふメディアコスモス」で壁を立てない、自然の中にいるような空間をつくり、「みんなの家」から震災後の人と人をつなぐ場所を考え、今治「大三島」を日本一美しい島にしようと島の人たちと取り組む。「管理」と「経済」の高く厚い壁に取り囲まれ、グローバリズムの海に溺れる現代に、場所と土地に根差す「日本語の建築」で挑む。建築家が建築家であるために、いま、なしたいことと、必要なこと。
目次
- 序章 グローバル経済とバーチャルな建築
- 第1章 新国立競技場三連敗
- 第2章 「管理と」「経済」の高く厚い壁—東日本大震災と「みんなの家」
- 第3章 「時代」から「場所」へ
- 第4章 東京と『東京物語』の間
- 第5章 「日本語」という空間から考える
- 第6章 大三島にて
- 第7章 「場所」から生まれる想像力
- 終章 熊本地震と「くまもとアートポリス」
「BOOKデータベース」 より