書誌事項

介入のとき : コフィ・アナン回顧録

コフィ・アナン, ネイダー・ムザヴィザドゥ [著] ; 白戸純訳

岩波書店, 2016.11

タイトル別名

介入のとき : コフィアナン回顧録

Interventions : a life in war and peace

タイトル読み

カイニュウ ノ トキ : コフィ・アナン カイコロク

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注記

原著 (The Penguin Press, 2012刊) を上・下巻にわけ訳出したものである。

解説は書評「The confessions of Kofi Annan / Michael Ignatieff」(New York Review of Books, December 6, 2012に掲載)を訳出したものである。

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784000611619

内容説明

「同時代における最も偉大なグローバルリーダー」(アマルティア・セン)と評価される第七代国連事務総長コフィ・アナンの自伝。国際政治を揺るがす出来事に直面し、いかに事態に介入したのかを臨場感あふれるタッチで描く。ガーナでの子供時代から始まる上巻は、冷戦後に勃発したソマリア、ルワンダ、ボスニア、コソボ、東チモール、ケニアなどの紛争への困難な介入をたどる。

目次

  • ピースキーパー、ピースメーカー
  • 独立—アフリカでの子供時代
  • 守るべき誓約—ソマリア、ルワンダ、ボスニア、そして内戦が多発する世界での平和維持の試み
  • 国家主権と人権—コソボ、東チモール、ダルフール、そして保護する責任
  • 人びとのための国連—グローバルガバナンス改革と法の支配の回復
  • アフリカの運命—戦争と平和
巻冊次

下 ISBN 9784000611626

内容説明

「同時代における最も偉大なグローバルリーダー」(アマルティア・セン)と評価される第七代国連事務総長コフィ・アナンの自伝。下巻はミレニアム開発目標の創設から、九・一一テロ事件、アフガン戦争、そして米国と真っ向から対立したイラク戦争に至るまでの激動の軌跡。大国や独裁者と粘り強く渡り合い、人びとのための国連をめざした姿が浮かび上がる。マイケル・イグナティエフによる解説つき。

目次

  • 第6章 人間の安全保障の再定義—貧困撲滅とミレニアム開発目標
  • 第7章 世界の断層線—中東における平和構築(国連を和平会議に?;働きかけと信頼醸成;業績を残して—二〇〇〇年、イスラエルのレバノン撤退;深淵に—キャンプ・デーヴィッドと第二次インティファーダ;カルテット形成 ほか)
  • 第8章 九・一一の戦争—テロ、アフガニスタン、イラク、そして危機に瀕する国連(イラクと国連;九・一一、アフガニスタン、新たな戦争;予告された戦争の記録;嵐のなかへ—侵攻後のイラク;爆撃が止まる時—イラクの教訓)
  • 終章 リアリストの夢

「BOOKデータベース」 より

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