日中戦争と大陸経済建設

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日中戦争と大陸経済建設

白木沢旭児著

吉川弘文館, 2016.12

タイトル読み

ニッチュウ センソウ ト タイリク ケイザイ ケンセツ

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各章末に註あり

内容説明・目次

内容説明

盧溝橋事件に始まり、八年に及んだ日中戦争の目的はいかなるものだったのか。貿易立国路線から生産重視への転換過程に着目。さらに、華北の工業・農業政策の検討から中国占領地における経済開発“長期建設・経済建設”の実態を明らかにし、戦争の長期化、総力戦の特質を検証する。日中戦争の重要な側面である大陸経済建設の実態に迫る注目の一冊。

目次

  • 日中戦争の歴史像
  • 第1部 貿易国家から生産国家へ(貿易構想の転換—英米依存体制からの脱却;輸出入リンク制による貿易振興策;戦争の長期化と長期建設)
  • 第2部 華北における経済建設の実態(華北の石炭資源;華北の鉄資源と現地製鉄問題;綿花生産と流通;華北農村掌握と農業政策)
  • 大陸経済建設の帰結

「BOOKデータベース」 より

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