ラオス焼畑民の暮らしと土地政策 : 「森」と「農地」は分けられるのか

書誌事項

ラオス焼畑民の暮らしと土地政策 : 「森」と「農地」は分けられるのか

東智美著

(ブックレット《アジアを学ぼう》, 40)

風響社, 2016.10

タイトル別名

ラオス焼畑民の暮らしと土地政策 : 森と農地は分けられるのか

タイトル読み

ラオス ヤキバタミン ノ クラシ ト トチ セイサク : 「モリ」ト「ノウチ」ワ ワケラレル ノカ

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注記

参考文献: p61-66

内容説明・目次

内容説明

伝統的な循環的利用で森と共生してきたクムの人々。焼畑が環境破壊の原因とされ、抑制される現在、焼畑民の暮らしは大きく変わった。共生可能な森林管理を目指すNGOの動きを追う。

目次

  • 1 森に生きる人びと—ラオス北部のクム民族と焼畑(ラオスの焼畑耕作と焼畑民の暮らし;調査地の概要;森の民「クム」の人びとの土地利用—ウドムサイ県パクベン郡の事例から;焼畑と村人の食卓)
  • 2 資源の破壊を引き起こす資源管理政策(ラオスの森林減少;ラオスの土地・森林利用に関わる諸政策;土地・森林分配事業(Land Forest Allocation Programme);土地・森林分配事業の課題)
  • 3 「森」と「農地」が分けられるとき—土地・森林分配事業が焼畑民の土地利用に与えた影響(P村の土地・森林分配事業;土地・森林分配事業が焼畑民の土地利用に与えた影響;政策への人々の対応)
  • 4 なぜ資源管理政策の失敗が起きるのか?(資源管理政策の「失敗」の要因;線引きされた「森」と「農地」)
  • 5 新たな土地・森林管理を目指すNGOの試み(NGO・国際機関による土地・森林分配事業の実践;「参加型土地利用計画マニュアル」への提言と共有地登録の推進;ウドムサイ県パクベン郡ホアイカセン川水源林保全事業;政府と住民の調整役としてのNGOの役割)

「BOOKデータベース」 より

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