朝鮮開国と日清戦争 : アメリカはなぜ日本を支持し、朝鮮を見限ったか

書誌事項

朝鮮開国と日清戦争 : アメリカはなぜ日本を支持し、朝鮮を見限ったか

渡辺惣樹著

(草思社文庫, [わ1-2])

草思社, 2016.10

タイトル読み

チョウセン カイコク ト ニッシン センソウ : アメリカ ワ ナゼ ニホン オ シジシ、 チョウセン オ ミカギッタカ

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注記

2014年刊を文庫化したもの

叢書番号はブックジャケットによる

関連年表: p459-473

内容説明・目次

内容説明

日清戦争に至る経緯には不思議なことが多い。維新まもない日本が1876年に日朝修好条規を結んで朝鮮開国の役割を担い、その後朝鮮の独立を承認させるために清国と戦わねばならなくなったのはなぜか。日朝の二国間関係にとらわれていたら解けない謎だが、ここに米国のアジア外交の視点を加えてみれば、答えはおのずと浮かび上がってくる。これまで看過されてきた日本の抑制的な外交、黒子に徹した米国の役割も見えてくる。米側の未公刊史料を取り入れ、近代東アジア関係の原点ともいうべき日清戦争開戦史を新たなパラダイムで読み解いた画期的な書。

目次

  • プロローグ 朝鮮併合にいたる歴史の不思議
  • 第1章 アメリカと朝鮮王朝
  • 第2章 朝鮮使節の訪米と日朝修好条規
  • 第3章 李鴻章の策謀:朝鮮の「楽浪郡」化
  • 第4章 日清戦争前夜
  • 第5章 日清戦争
  • エピローグ ホーレス・アレンの更迭と朝鮮王朝への惜別

「BOOKデータベース」 より

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