永続敗戦論
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永続敗戦論
(講談社+α文庫, [G294-1])
講談社, 2016.11
- タイトル別名
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戦後日本の核心
- タイトル読み
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エイゾク ハイセンロン
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注記
2013年に太田出版より刊行された同名書を一部修正のうえ、文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
「永続敗戦」。それは敗戦後、「平和と繁栄」の物語のもとで連綿と続き、その物語が失われようとするいま、露になってきた戦後日本体制のグロテスクな姿。それは、米国に対する敗戦を骨の髄まで内面化する対米無限従属と、一方でアジアに対する敗戦否認として表れる。負けを正面から認めないがゆえに、さらなる敗戦を招く。現政権下でさらに進む「永続敗戦レジーム」を解く。
目次
- 第1章 「戦後」の終わり(「私らは侮辱のなかに生きている」—ポスト三・一一の経験;「戦後」の終わり;永続敗戦)
- 第2章 「戦後の終わり」を告げるもの—対外関係の諸問題(領土問題の本質;北朝鮮問題に見る永続敗戦)
- 第3章 戦後の「国体」としての永続敗戦(アメリカの影;何が勝利してきたのか)
- エピローグ—三つの光景
「BOOKデータベース」 より