殺人の人類史
著者
書誌事項
殺人の人類史
青土社, 2016.12
- 上
- 下
- タイトル別名
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An end to murder : human beings have always been cruel, savage and murderous. Is all that about to change?
- タイトル読み
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サツジン ノ ジンルイシ
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注記
参考文献: 下巻末pv-xiv
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784791769612
内容説明
殺人なき世界はやってくるのか。はるか祖先の食生活や生存戦略、奴隷制や食人や人身供犠という事実、戦争がもたらした略奪や凌辱や惨殺、そしてさまざまなかたちの経済的格差や精神的暴力まで—。古代から近代、そしていまなお繰り広げられるありとあらゆる暴力の膨大なリストを整理し、人類史最大の謎にせまる鬼才の集大成。コリン・ウィルソンの遺作、待望の刊行。
目次
第1部 現在にいたる長い血みどろの道—デイモン・ウィルソン(「科学の大いなる悲劇」;「カインの遺伝」;渚のダーウィン;縁者殺害;「なぜ戦う」;「悪魔の棲む楽園」;文明化された人喰い;「いたる処で鎖に」;「我はスパルタクス」;「彼らは私の妻と子を売ることはもうできない。もう二度と。もう二度と。われわれは今や自由である。神を讃えよ」 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784791769629
内容説明
人はなぜ暴力をふるうのか。究極の問いへの答えを求めて。殺人、それは、一部の理性や良心を持たない人たちの異常な行動ではない。歴史は、私たちのはるか祖先が相手の戦士だけでなく女も子どもも残忍に殺し、多くの宗教は血みどろの事例に彩られ、あらゆる独裁者はゴミのように人々を屠ってきたことを物語っている。これから人類はいったいどこへ行くのか。鬼才が最後に描いた、未来のわたしたちとは。
目次
- 第2部 殺人者と生きる—コリン・ウィルソン(ロッティング・ヒルの三人の殺人鬼;怪物狩り;「虎よ、虎よ」;性の精髄;ポルノを創った男 ほか)
- 第3部 結論—デイモン・ウィルソン(なぜ戦わない;腐った林檎;良い林檎)
「BOOKデータベース」 より