『古今和歌集』論 : 和歌と歌群の生成をめぐって
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『古今和歌集』論 : 和歌と歌群の生成をめぐって
笠間書院, 2016.11
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古今和歌集論 : 和歌と歌群の生成をめぐって
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『コキン ワカシュウ』ロン : ワカ ト カグン ノ セイセイ オ メグッテ
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Note
参考文献: p8-12
和歌初・二句索引: 巻末p1-7
Description and Table of Contents
Description
生成の過程から独自の文学として立ち上がる『古今和歌集』の真価を読み解く。歌を撰び、配列を決める編纂作業には、当時の文学的動向、律令精神や宗教・習俗・文化など多岐に渡る動向、撰者達の配慮などが関与した。生成の要因や様相を明らかにし、その意義、構想を探ることで、『古今和歌集』の理解は深化する。
Table of Contents
- 第1部 『古今集』春・秋・恋の和歌と歌群の生成(素性法師「見渡せば」考;貫之の落花の歌について—「散華」との関わりの可能性;山吹の歌群の生成をめぐって;秋歌下落葉歌群二八五〜二八八番歌について—仏典及び漢詩文受容と歌群生成の一側面 ほか)
- 第2部 『古今集』「雑歌」の生成(雑歌上の生成(雑歌上巻頭歌考;み山隠れの朽木と花と—兼芸法師の八七五番歌考 ほか);雑歌下の生成(「世の中」歌群の生成について;菅原の里・三輪の山もと・宇治山の歌—雑歌下九八一〜九八三番歌をめぐって ほか))
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