女の足指と電話機

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女の足指と電話機

虫明亜呂無著

(中公文庫, [む-26-1])

中央公論新社, 2016.11

タイトル読み

オンナ ノ アシユビ ト デンワキ

注記

編者: 高崎俊夫

清流出版, 2009年3月刊に「第5章 香りにまつわる随想」を加えたもの

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

舞台上で女優の足が、官能の道具から電話機へと変化を遂げる、そのエロチシズムへの感性。競走馬と比べられた女優の行く末について語る自在で起伏に富んだ話の運び。「永遠の謎と美」の存在である女性、その生き方や感受性、美意識を、映画、音楽、演劇、文芸など幅広いジャンルの作品を手がかりに読み解き、絹のように上質な文章で紡いだエッセイ集。

目次

  • 第1章 回想の女優たち(スポーツを越える美学を—市川崑『東京オリンピック』;誘惑への回帰—『太平洋ひとりぼっち』と『江分利満氏の優雅な生活』の場合 ほか)
  • 第2章 女のエロチシズム(都はるみはピアフである;宝塚歌劇は野球である ほか)
  • 第3章 女性の幻想(女の足指と電話機—ひとり会『ストリッパー物語・惜別編』を見て;唐十郎作・演出の『蛇姫様・我が心の奈蛇』 ほか)
  • 第4章 私も愛して(ベルが鳴ったら…寺山修司考;ハンマーは豆腐をくずせるか ほか)
  • 第5章 香りにまつわる随想(香水の街;マチスの教会 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB22645179
  • ISBN
    • 9784122063174
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    354p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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