引揚げ文学論序説 : 新たなポストコロニアルへ

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引揚げ文学論序説 : 新たなポストコロニアルへ

朴裕河著

人文書院, 2016.11

タイトル読み

ヒキアゲ ブンガクロン ジョセツ : アラタナ ポストコロニアル エ

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内容説明・目次

内容説明

1945年8月、帝国日本の解体とともに満洲、朝鮮、中国から数百万の人々が帰国する。その中には後に作家となり、苛酷な引揚げ体験を苦しみながら表現したものたちがいた。本書ではそれらを「引揚げ文学」と名付ける。おきざりにされた植民地の体験と記憶。戦後史を揺さぶる画期的論考。

目次

  • 第1部 総論(おきざりにされた植民地・帝国後体験—「引揚げ文学」論序説)
  • 第2部 各論(定住者と、落ちていく者と—『明暗』における小林登場の意味;引揚げ・貧困・ジェンダー—湯浅克衛『移民』に即して;「交通」の可能性について—小林勝と朝鮮;内破する植民地主義—後藤明生『夢かたり』論1;植民地的身体の戦後の日々—後藤明生『夢かたり』論2;戦後思想と植民地支配—まとめにかえて)

「BOOKデータベース」 より

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