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土の記

高村薫著

新潮社, 2016.11

タイトル読み

ツチ ノ キ

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注記

「新潮」誌上に2013年10月号から2016年8月号にわたり連載され、単行本化にあたり、加筆修正したもの

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784103784098

内容説明

東京の大学を出て関西の大手メーカーに就職し、奈良県は大宇陀の旧家の婿養子となった伊佐夫。特筆すべきことは何もない田舎の暮らしが、ほんとうは薄氷を踏むように脆いものであったのは、夫のせいか、妻のせいか。その妻を交通事故で失い、古希を迎えた伊佐夫は、残された棚田で黙々と米をつくる。
巻冊次

下 ISBN 9784103784104

内容説明

雨の下でにわか農夫はじっと息を殺し、晴れれば嬉々として田んぼへ飛び出す。大宇陀の山は今日も神武が詠い、祖霊が集い、獣や鳥や地虫たちが声高く啼き合う。始まりも終わりもない、果てしない人間の物思いと、天と地と、生命のポリフォニー。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22670857
  • ISBN
    • 9784103784098
    • 9784103784104
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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