沖縄の保守勢力と「島ぐるみ」の系譜 : 政治結合・基地認識・経済構想
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書誌事項
沖縄の保守勢力と「島ぐるみ」の系譜 : 政治結合・基地認識・経済構想
有志舎, 2016.12
- タイトル別名
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沖縄の保守勢力と島ぐるみの系譜 : 政治結合基地認識経済構想
- タイトル読み
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オキナワ ノ ホシュ セイリョク ト シマグルミ ノ ケイフ : セイジ ケツゴウ キチ ニンシキ ケイザイ コウソウ
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注記
巻末索引あり
収録内容
- 沖縄戦後史研究の現状と課題
- 1950年代における政治勢力の変遷 : 琉球民主党から沖縄自由民主党まで
- 1960年代における政治勢力の変遷 : 沖縄自由民主党の分裂と再編
- 戦後沖縄における「基地問題」の形成過程
- 石川・宮森小学校ジェット機墜落事件に対する補償問題の展開
- 「島ぐるみ」による沖縄戦認識の形成とその変容
- 1950年代における「基地経済」と「自立経済」の相剋
- 沖縄の復帰過程と「自立経済」への模索
- 総括と展望
内容説明・目次
内容説明
二〇一四年、「オール沖縄」を掲げて翁長雄志が新たな沖縄県知事となった。いわば一九五〇〜六〇年代に成立していた「島ぐるみ」の再来である。本書は、主に一九五〇年代から六〇年代における保守勢力の実態分析を中心に、基地認識や経済構想に関わって沖縄住民が「島ぐるみ」で一致しうる基盤とはなんだったのかを明らかにしようとするものである。これまで十分に進んでいなかった保守勢力の分析から、現代沖縄政治の原点をさぐる。
目次
- 沖縄戦後史研究の現状と課題
- 第1部 政治結合(一九五〇年代における政治勢力の変遷—琉球民主党から沖縄自由民主党まで;一九六〇年代における政治勢力の変遷—沖縄自由民主党の分裂と再編)
- 第2部 基地認識(戦後沖縄における「基地問題」の形成過程;石川・宮森小学校ジェット機墜落事件に対する補償問題の展開;補論 「島ぐるみ」による沖縄戦認識の形成とその変容)
- 第3部 経済構想(一九五〇年代における「基地経済」と「自立経済」の相剋;沖縄の復帰過程と「自立経済」への模索)
- 総括と展望
「BOOKデータベース」 より