書誌事項

人質の経済学

ロレッタ・ナポリオーニ著 ; 村井章子訳

文藝春秋, 2016.12

タイトル別名

Merchants of men : how jihadists and ISIS turned kidnapping and refugee trafficking into a multibillion-dollar business

タイトル読み

ヒトジチ ノ ケイザイガク

注記

原著 (Seven Stories Press, c2016) の翻訳

解説: 池上彰

内容説明・目次

内容説明

すべての発端は9・11後にアメリカで成立した愛国者法だった。ドル取引のすべてを金融機関は米政府に届けることになり、コロンビアの麻薬組織は北アフリカのユーロ決済ルートを新たに開拓。運搬役となったイスラム系犯罪組織はやがてそのルートを使い、誘拐に手を染め、そこで手に入れた身代金を元手にジハーディスト組織が誕生する。北アフリカからソマリア、イラク、シリアへと拡がったジハーディスト組織の錬金術。誘拐交渉人、人質、政府高官らに調査して浮かび上がる「テロリズムの経済」。

目次

  • はじめに 誘拐がジハーディスト組織を育てた
  • スウェーデンの偽イラク人
  • すべての始まり9・11愛国者法
  • 誘拐は金になる
  • 人間密輸へ
  • 海賊に投資する人々
  • 密入国斡旋へ
  • 反政府組織という幻想
  • ある誘拐交渉人の独白
  • 身代金の決定メカニズム〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB22836585
  • ISBN
    • 9784163905808
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    308p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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