書誌事項

ジョージ・F・ケナン回顧録

ジョージ・F・ケナン著 ; 清水俊雄, 奥畑稔訳

(中公文庫, [ケ-7-1], [ケ-7-2], [ケ-7-3])

中央公論新社, 2016.12-2017.2

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タイトル別名

Memoirs

ジョージ・F・ケナン回顧録 : 対ソ外交に生きて

ジョージFケナン回顧録

タイトル読み

ジョージ・F・ケナン カイコロク

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注記

「ジョージ・F・ケナン回顧録 : 対ソ外交に生きて」上・下巻 (読売新聞社 1973年刊) を三分冊して再刊したもの

参考文献: 解説末

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784122063242

内容説明

対ソ連「封じ込め」政策を提唱し冷戦下のアメリカ外交に決定的影響を与えたケナン。その代表作である本書は現実政治への鋭い批判と表現力豊かな筆致もまた魅力で、二一世紀に至るも名著としての価値は揺るがない。「I」は一九二五年から四五年の対独戦終結までを収録する。ピューリツァー賞、全米図書賞受賞

目次

  • 個人的な覚書
  • ロシア研究時代
  • 一九三〇年代のモスクワとワシントン
  • プラハ時代 一九三八‐一九三九年
  • 戦時下のドイツ勤務
  • ポルトガルとアゾレス諸島
  • ヨーロッパ諮問委員会
  • 再度のモスクワ—そしてポーランド問題
  • モスクワとヨーロッパの勝利
巻冊次

2 ISBN 9784122063563

内容説明

本巻「2」はケナンの名を一躍知らしめた「X‐論文」と、それが米国対ソ政策の基調となり冷戦が始まる時代を描く。ケナンは政策企画部本部長の要職に就きワシントン外交の中枢に立つ。時に冷遇と無視をもって迎えられながらも奮闘するケナンの姿は、真率なドラマとなって読者に迫るであろう。日本占領政策に影響を与えた対日問題の考察も重要だ。(全三巻)

目次

上巻(V‐Eデーからポツダムまで;長文の電報;ナショナル・ウォー・カレッジ;トルーマン・ドクトリン;マーシャル・プラン;X—論文;日本とマッカーサー;北大西洋同盟;ドイツ;ヨーロッパの将来;ワシントンでの最後の数か月)
巻冊次

3 ISBN 9784122063716

内容説明

完結篇である本書3巻は冷戦の激化する一九五〇‐六三年が対象。当時の重要課題は対ソ政策のほか対日講和、朝鮮戦争、ドイツ問題、核問題などで、ケナンはこれらと向き合い時に具体的な政策を示す。また駐ソ大使時代、国外退去を命じられたエピソードも綴られ、激動の歴史を生きた姿を伝える。全巻索引収録。

目次

  • 過渡期
  • 朝鮮
  • 極東
  • アメリカとの再会
  • ロシアと冷戦
  • モスクワ駐在大使
  • 好ましからざる人物
  • 引退
  • “マッカーシズム”
  • 一九五七年リース講義
  • ユーゴスラビア—背景
  • ユーゴスラビア—対立

「BOOKデータベース」 より

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