実験する小説たち : 物語るとは別の仕方で

書誌事項

実験する小説たち : 物語るとは別の仕方で

木原善彦著

彩流社, 2017.1

タイトル別名

Experimental fiction : otherwise than narrating

実験する小説たち : 物語るとは別の仕方で

タイトル読み

ジッケン スル ショウセツ タチ : モノガタル トワ ベツ ノ シカタ デ

大学図書館所蔵 件 / 93

注記

さらに知りたい人のために: p258-260

内容説明・目次

内容説明

言葉遊び、視覚的企み、まことしやかな事典、入れ子構造…小説の可能性を果敢に切り拓く「実験小説」のタイプ毎に、特徴、読みどころ、オススメ作品まで紹介する初のガイド。

目次

  • 実験小説とは
  • 現代文学の起点—ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(1922)
  • 詩+註釈=小説—ウラジーミル・ナボコフ『青白い炎』(1962)
  • どの順番に読むか?—フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』(1963)
  • 文字の迷宮—ウォルター・アビッシュ『アルファベット式のアフリカ』(1974)
  • 卜書きのない戯曲—ウィリアム・ギャディス『JR』(1975)
  • 2人称の小説—イタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』(1979)
  • 事典からあふれる幻想—ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』(1984)
  • 実験小説に見えない実験小説—ハリー・マシューズ『シガレット』(1987)
  • 脚注の付いた超スローモーション小説—ニコルソン・ベイカー『中二階』(1988)
  • 逆語り小説—マーティン・エイミス『時の矢』(1991)
  • 独り言の群れ—エヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』(1995)
  • 幽霊屋敷の探検記?—マーク・Z・ダニエレブスキー『紙葉の家』(2000)
  • これは小説か?—デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』(2001)
  • サンドイッチ構造—デイヴィッド・ミッチェル『クラウド・アトラス』(2004)
  • ビジュアル・ライティング—ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2005)
  • 擬似小説執筆プログラム—円城塔『これはペンです』(2011)
  • どちらから読むか?—アリ・スミス『両方になる』

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22868173
  • ISBN
    • 9784779122811
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    [東京]
  • ページ数/冊数
    262p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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