水木しげると妖怪の哲学
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水木しげると妖怪の哲学
(イースト新書, 077)
イースト・プレス, 2016.12
- タイトル読み
-
ミズキ シゲル ト ヨウカイ ノ テツガク
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注記
引用・参考文献: p210-215
内容説明・目次
内容説明
水木しげるが生涯のテーマとした、「妖怪」と「幸福」。両者には、一体どのような関係があるのか。その謎を解く鍵は「驚き」にある、と哲学の立場から妖怪学の再構築を試みる筆者は直観する。本書は、『ゲゲゲの鬼太郎』『のんのんばあとオレ』『ねぼけ人生』『神秘家列伝』『総員玉砕せよ!』『娘に語るお父さんの戦記』『水木サンの幸福論』などの水木の作品やエッセイから、「身体知」を手がかりに「妖怪」と「幸福」との関係を解明。数多ある「作品論」とは異なり、水木が生きた身体感覚の表現の中核にまっすぐ向かう、哲学の新たな試み。
目次
- プロローグ—妖怪と幸福
- 第1章 「妖怪」の条件
- 第2章 変態する鬼太郎
- 第3章 畏怖の近くへ
- 第4章 「神秘」を生きる人々
- 第5章 木や虫や鳥と同じように
- エピローグ—驚きとともに
「BOOKデータベース」 より