人種戦争という寓話 : 黄禍論とアジア主義
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書誌事項
人種戦争という寓話 : 黄禍論とアジア主義
名古屋大学出版会, 2017.1
- タイトル別名
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人種戦争という寓話 : 黄禍論とアジア主義
黄禍論とアジア主義
- タイトル読み
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ジンシュ センソウ ト イウ グウワ : コウカロン ト アジア シュギ
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注記
参考文献: 巻末p13-25
内容説明・目次
内容説明
欧州発のアジア連合脅威論は、西海岸に押し寄せる移民への視線と結びつき、アメリカを「黄禍」の不安に陥れた。ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、鏡像たるアジア主義と作用し合い、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。
目次
- 序章
- 第1章 日清戦争と日露戦争—日本脅威論の形成
- 第2章 第一次世界大戦とパリ講和会議—人種差別撤廃案の挫折
- 第3章 排日移民法と全亜細亜民族会議—黄禍論とアジア主義の鏡像関係
- 第4章 満洲事変から盧溝橋事件前夜まで—盛り上がるアジア主義運動
- 第5章 日中戦争という矛盾—日本の対外政策へのアジア主義の侵入
- 第6章 真珠湾攻撃の衝撃—米国の戦争政策への人種主義の関与
- 終章
「BOOKデータベース」 より