日本十二支考 : 文化の時空を生きる

書誌事項

日本十二支考 : 文化の時空を生きる

濱田陽著

(中公叢書)

中央公論新社, 2017.1

タイトル別名

日本十二支考 : 文化の時空を生きる

タイトル読み

ニホン ジュウニシコウ : ブンカ ノ ジクウ オ イキル

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注記

主要参考文献: p402-421

内容説明・目次

内容説明

日本列島において十二支動物は、千数百年にわたって時間や方位の把握に用いられてきた。十二支の時空のシステムは数字の反復や積算ではなく、玄妙に変化する地球、太陽、月などの自然と、生きものや人の関係として展開してきた。列島に伝承された神話、物語、民俗、宗教などを考察し、個性あふれる十二支動物を導き手として、生きとし生けるものが織りなす時空へと分け入れば、その旅の先に豊かな文化の姿が装いを新たに立ち現れるだろう。広く関連諸学の成果を摂取して、現代文明がはらむ課題を乗り越えようと企図した画期的な日本文化論。

目次

  • 第1部 生きとし生けるものの時空(生きとし生けるもの;五つの存在;存在から時間へ ほか)
  • 第2部 十二支動物と日本文化の時空の旅—未来への伝統、過去なる近代、現在する物語(子 小さな宇宙;丑 大きな力;寅 強靱な真実 ほか)
  • 第3部 よみがえる時空と文化学(十二支の潜在力;世界の文化へ—未来の十二支;文化学への関心 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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