喧嘩 (すてごろ)
著者
書誌事項
喧嘩 (すてごろ)
KADOKAWA, 2016.12
- タイトル別名
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喧嘩
- タイトル読み
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ステゴロ
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注記
2015年1月号から2016年7月号まで『小説野生時代』に掲載された「風火」を改題、加筆・修正したもの
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。大阪府議会議員補欠選挙での票集めをめぐって麒林会と揉め、事務所に火炎瓶が投げ込まれたという。麒林会の背後に百人あまりの構成員を抱える組の存在が発覚し、仕事を持ち込む相手を見つけられない二宮はやむを得ず、組を破門されている桑原に協力を頼むことに。選挙戦の暗部に金の匂いを嗅ぎつけた桑原は大立ち回りを演じるが、組の後ろ盾を失った代償は大きく—。腐りきった議員秘書と極道が貪り食う巨大利権を狙い、代紋のない丸腰の桑原と二宮の「疫病神」コンビ再び。
「BOOKデータベース」 より