レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を解読する : 手稿から読み解く芸術への科学的アプローチ

書誌事項

レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を解読する : 手稿から読み解く芸術への科学的アプローチ

フリッチョフ・カプラ著 ; 千葉啓恵訳

一灯舎, 2016.12

タイトル別名

Learning from Leonardo : decoding the notebooks of a genius

レオナルドダヴィンチの手稿を解読する : 手稿から読み解く芸術への科学的アプローチ

タイトル読み

レオナルド・ダ・ヴィンチ ノ シュコウ オ カイドク スル : シュコウ カラ ヨミトク ゲイジュツ エノ カガクテキ アプローチ

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注記

科学的発見の対照年表: 巻頭p [xiii]-[xxiv]

レオナルドの一生と作品に関する年譜: p314-323

レオナルドの手稿: p339-340

参考文献: p341-344

内容説明・目次

内容説明

レオナルド・ダ・ヴィンチは、何十もの驚くべき発見をし、流体力学や理論植物学、空気力学、発生学などの全く新しい分野を切り開いた。著者は、レオナルドの有名な手稿を読み返すうちに彼が先駆的なシステム思想家でもあったことに気づき、この新しい視点から見たレオナルドの全科学的業績について、徹底的に踏み込んだ調査を行った。そして本書で、レオナルドの科学は生きている形態や性質、パターンの科学であり、200年後に登場した機械論的な科学とは根本的に異なっていること、レオナルドがすべての生命の不変性に敬意を払うとともに、すべての自然現象に根本的な相互依存性があることを認識し、ミクロコスモス(人間)とマクロコスモス(生きている地球)を結びつけたことを明らかにしている。また、レオナルドの研究をガリレオやニュートン、さらに現代科学と比較することによって、レオナルドの先見性やレオナルドの科学が現代社会にとって持つ意を考察している。

目次

  • プロローグ レオナルドの天才性
  • 第1部 マクロコスモスの形態と変容(水の運動;生きている地球;植物の成長)
  • 第2部 間人の形態と変容(人間の形態;機械工学の原理;人体の運動;飛行の科学;生命の謎;レオナルドの遺産)

「BOOKデータベース」 より

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