知覚経験の生態学 : 哲学へのエコロジカル・アプローチ
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書誌事項
知覚経験の生態学 : 哲学へのエコロジカル・アプローチ
勁草書房, 2017.1
- タイトル別名
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Steps to an ecology of perceptual experience : the ecological approach to philosophical thinking
知覚経験の生態学 : 哲学へのエコロジカルアプローチ
- タイトル読み
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チカク ケイケン ノ セイタイガク : テツガク エノ エコロジカル アプローチ
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注記
博士学位請求論文「知覚経験のエコロジー : その存在論と認識論の検討」(東京大学, 2006年提出) に加筆や修正を施したもの
文献一覧: 巻末p11-23
人名索引: 巻末p1-3
事項索引: 巻末p4-10
内容説明・目次
内容説明
エコロジカル・アプローチの真髄は、知覚経験を考える上で、主体内部の機構ではなく環境の役割を何よりも重視するという劇的な転回を行ったことにある。この転回の哲学的意義を明らかにし、方法論的独我論の軛から解放された新しい哲学へと舵を切る鮮烈かつ勇壮な思索の軌跡。
目次
- エコロジカル・アプローチの革命性
- 1 知覚経験の生態学—生態学的知覚論の立場(環境存在論;情報存在論;直接知覚説)
- 2 存在問題(神の視点批判への応答;アフォーダンスのリアリティ;環境の改変・構造化とそのリバウンド効果)
- 3 認識問題(表象問題—知覚経験に表象は必要か;知覚錯誤問題;知覚的正当化問題)
- 結語—知覚経験を取り囲む環境問題
「BOOKデータベース」 より