現場から創る社会学理論 : 思考と方法
著者
書誌事項
現場から創る社会学理論 : 思考と方法
ミネルヴァ書房, 2017.1
- タイトル別名
-
Sociological way of logical thinking
- タイトル読み
-
ゲンバ カラ ツクル シャカイガク リロン : シコウ ト ホウホウ
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注記
内容: はしがき: フィールドからどんな理論が生まれるのか, 第I部: 時代・社会を読み解く理論(第1章「どんな魅力ある理論を形成できるか」-第7章「鳥獣害の社会学」, コラム(1「音楽社会学が生涯学習のテーマ」, 2「フィールド調査の力」, 3「次現場からの社会学」)), 第II部: 社会理論の方法(第8章「身近な世界のエスノグラフィ」-第13章「比較から生まれる新たな知見」, コラム(4「「眼」の形成のフィールドワーク」, 5「ロマンティック社会学批判を超えて」)), 第III部: 個人・身体をめぐる理論(第14章「「私」というフィールド」-第18章「想起の調査から想起の社会理論へ」, コラム(6「ライフストーリー」, 7「都市的生活様式と生活構造」), あとがき(金子勇), 事項索引, 人名索引, 執筆者紹介
参考文献: 各章末
各章内にその章の執筆者が最も影響を受けた社会学者についてのコラムあり
収録内容
- フィールドからどんな理論が生まれるのか : はしがき / 鳥越皓之 [執筆]
- どんな魅力ある理論を形成できるか / 鳥越皓之 [執筆]
- 高齢社会の健康長寿研究 / 金子勇 [執筆]
- 音楽社会学が生涯学習のテーマ / 金子勇 [執筆]
- 民族関係のリアリティを求めて / 谷富夫 [執筆]
- カルト問題と宗教社会学 / 櫻井義秀 [執筆]
- フィールド調査の力 : 炭都夕張から高齢過疎地夕張へ / 笹谷春美 [執筆]
- 被害の社会的認知論 : 自然の共同性と公害被害の全体性 / 関礼子 [執筆]
- 若者研究の展開 : 家族・仕事・社会的包摂への統合的アプローチへ / 宮本みち子 [執筆]
- 鳥獣害の社会学 / 牧野厚史 [執筆]
- 次現場からの社会学 : TPPと「小農学会」 / 徳野貞雄 [執筆]
- 身近な世界のエスノグラフィ : 「ありのまま」の日常を描く技芸と倫理 / 川端浩平 [執筆]
- 記録筆記法による「痛み温存」論と震災メメントモリ : 東日本大震災の被災者はなぜカウンセリングに行かないのか / 金菱清 [執筆]
- 「アマの領域」のモノグラフ的探究 / 武田尚子 [執筆]
- 「眼」の形成のフィールドワーク / 石岡丈昇 [執筆]
- 生きざまの社会理論 : ある地域の頼母子講の事例から / 足立重和 [執筆]
- 想像力と社会学理論 : マンガメディアから出発して / 荻野昌弘 [執筆]
- 比較から生まれる新たな知見 / 土井隆義 [執筆]
- ロマンティック社会学批判を超えて / 山北輝裕 [執筆]
- 「私」というフィールド / 奥村隆 [執筆]
- 「分からない」と「分かった」を往復する : 「ひきこもり」の調査研究から見えたこと / 石川良子 [執筆]
- 同性愛者のライフヒストリーとともに分析方法を探す : 人々の経験をかたちづくるものの解明に向けて / 杉浦郁子 [執筆]
- ライフストーリー / 桜井厚 [執筆]
- 「言葉」はあてにならない : 映像、自分語り、統計と「身体」の問題 / 阿部真大 [執筆]
- 想起の調査から想起の社会理論へ : 記憶のフィールドワークから得たもの / 福永真弓 [執筆]
- 都市的生活様式と生活構造 / 森岡清志 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
現場から理論を創りあげる思考と方法が明快に説かれた参考書。標準的調査法を学んだあと、独自の調査に基づいた観察事実をどう理論化するのか。そこでの工夫とは何か。全篇で、各方面で活躍する多様な属性の研究者が、長年の調査体験からの理論形成の秘訣を明らかにした。これは社会調査方法論を超えた「社会学する」本である。現場で研究する苦労と面白さが語られており、現代社会で「社会学する」の意味と意義が分かる。
目次
- 第1部 時代・社会を読み解く理論(どんな魅力ある理論を形成できるか;高齢社会の健康長寿研究;民族関係のリアリティを求めて;カルト問題と宗教社会学;被害の社会的認知論;若者研究の展開;鳥獣害の社会学)
- 第2部 社会理論の方法(身近な世界のエスノグラフィ;記録筆記法による「痛み温存」論と震災メメントモリ;「アマの領域」のモノグラフ的探究;生きざまの社会理論;想像力の社会学理論;比較から生まれる新たな知見)
- 第3部 個人・身体をめぐる理論(「私」というフィールド;「分からない」と「分かった」を往復する;同性愛者のライフヒストリーとともに分析方法を探す;「言葉」はあてにならない;想起の調査から想起の社会理論へ)
「BOOKデータベース」 より