カンギレムと経験の統一性 : 判断することと行動すること : 1926-1939年
著者
書誌事項
カンギレムと経験の統一性 : 判断することと行動すること : 1926-1939年
(叢書・ウニベルシタス, 1050)
法政大学出版局, 2017.2
- タイトル別名
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カンギレムと経験の統一性 : 判断することと行動すること一九二六-一九三九年
Georges Canguilhem et l'unité de l'expérience : juger et agir (1926-1939)
- タイトル読み
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カンギレム ト ケイケン ノ トウイツセイ : ハンダン スル コト ト コウドウ スル コト : 1926-1939ネン
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注記
原著 (Paris : Vrin, 2013) の全訳
主要参考文献: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
カンギレムのエピステモロジーは、承服しがたいものと判断された「現在」と常に格闘し、抵抗する戦闘的エピステモロジーである。カントに源泉をもつ「判断」の哲学から、「生命」そして「医学」を参照する「価値」と「行動」と「選択」の哲学へ。新たな現実を創り出すべく、危険を冒し、行動的に参与する“哲学者カンギレム”の知的道程と、その独創的な“生きているものの哲学”を明らかにする。
目次
- 「仮面を被って進み出る」—哲学者カンギレム
- 第1部 判断することと行動すること(一九二六‐一九三四年)—カンギレムと反省的「思考様式」(アラン;反省的分析—ある哲学的「思考様式」;“私は考える”;精神対世界;反省的分析の道徳的帰結)
- 移行のために—“コギト”の消尽
- 第2部 行動することと判断すること(一九三五‐一九三九年)—行動の火急性が悟性を超え出るということ(判断について;『ファシズムと農民』—マルクス主義と「裁かれた」歴史;超え出られる悟性;必然性の判断に対する行動の還元不可能性)
「BOOKデータベース」 より