江戸の銭勘定
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書誌事項
江戸の銭勘定
(歴史新書)
洋泉社, 2017.1
- タイトル読み
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エド ノ ゼニカンジョウ
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注記
参考文献: p191
内容説明・目次
内容説明
マグロ一尾は二百文(六千円)だったが、初鰹一尾は金三両(五十四万円)もした。時代劇ドラマ・歴史小説に出てくるお金の価値は、今のどれくらいだろうか。「粋」を愛した江戸っ子や武士たちの、生活での物価、食べ物の値段を現代価格に換算すると、彼らのホントの生き方が見えてくる。
目次
- 第1章 武士も庶民も楽しんだ江戸の生活の銭勘定(裏長屋の店員→一カ月千文 1DKの手狭だが、家賃は安い;入浴料→八文 武士も町人も一緒に入った裸の付き合い ほか)
- 第2章 「ファストフード」が繁盛し「食道楽」を楽しむ江戸の町(奈良茶飯一人前→銀五分 奈良の郷土食「茶飯」が江戸で大受け;握りずし一貫→四文 江戸のファストフードの代表握りずし ほか)
- 第3章 趣味や遊びに金を惜しまぬ「粋」な男(花魁の揚げ代→一両二分 床をともにするまでに大金が必要;夜鷹→二十四文 安い娼婦はリスクも覚悟 ほか)
- 第4章 江戸のリサイクルと銭勘定(献残屋 将軍や大名に献上された品を捌く商人がいた;古着 古着は恥ずかしいものではなかった ほか)
- 第5章 金が絡んだ江戸のトラブル(不倫の示談金はどれくらいだったか?;高くついた離婚の慰謝料 ほか)
「BOOKデータベース」 より