「文明の衝突」はなぜ起きたのか : 対立の煽動がテロの連鎖を生む

書誌事項

「文明の衝突」はなぜ起きたのか : 対立の煽動がテロの連鎖を生む

薬師院仁志著

(犀の教室)

晶文社, 2017.1

タイトル別名

文明の衝突はなぜ起きたのか : 対立の煽動がテロの連鎖を生む

タイトル読み

「ブンメイ ノ ショウトツ」ワ ナゼ オキタ ノカ : タイリツ ノ センドウ ガ テロ ノ レンサ オ ウム

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注記

ブックジャケットに「En espérant qu'on puisse s'opposer sans se massacrer.」とあり

内容説明・目次

内容説明

9.11、シャルリー・エブド事件、パリ同時多発テロ…21世紀の世界が直面する困難は、しばしば「文明の衝突」と形容される。だが、はたしてほんとうに文明は「衝突」しているのか?誤った歴史認識や煽動のおかげで、対立が激化させられているのではないか?闘争と葛藤が繰り返されてきたヨーロッパ・中東の歴史的経緯を振り返りつつ、世界の緊張を解くための処方箋をさぐる長編論考。多様な文化や言語、宗教が存在する世界で共存していくために、いまわれわれが直視すべき現実がここに。

目次

  • 第1章 イスラム教成立小史
  • 第2章 新しい過激派組織イスラム国(IS)
  • 第3章 二一世紀でなぜテロ事件は多発するのか
  • 第4章 ヨーロッパの近代化がもたらした戦乱
  • 第5章 混迷する中東・北アフリカ情勢
  • 第6章 近代の過ちはどこにあったのか
  • 第7章 移民をめぐる状況
  • 第8章 どこにアイデンティティーを求めるか
  • 第9章 偶然の歴史の必然的な結果として

「BOOKデータベース」 より

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