情報社会のコミュニケーション能力 : 「知る力」を身につける

書誌事項

情報社会のコミュニケーション能力 : 「知る力」を身につける

船本修三著

中央経済社 , 中央経済グループパブリッシング (発売), 2017.1

第2版

タイトル別名

情報社会のコミュニケーション能力 : 知る力を身につける

「知る力」を身につける情報社会のコミュニケーション能力

タイトル読み

ジョウホウ シャカイ ノ コミュニケーション ノウリョク : 「シル チカラ」オ ミ ニ ツケル

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注記

参考文献: p161-164

内容説明・目次

内容説明

本書は高度化する現代社会において、情報をいかに活用するか10の視点から解説している。著者は「認識過程は抽象化の過程である」と述べている。抽象化によって直接的世界の諸実在から引き離されるがゆえ、言語の発達に内在している抽象化には危険がともなっているという。たしかに、高度情報社会を生きるわれわれにとって、情報を余すところなく伝達することは極めて困難である。しかし、われわれは情報を抽象化することで互いにコミュニケーションをとり、徐々に文明の発達深度を深めてきた。第2版では、企業システムだけでなく、日常システムも含んだ社会システム全般におけるコミュニケーション能力について考察している。本書によって高度情報社会における情報の活用を学び、コミュニケーションに活かして頂きたい。

目次

  • 第1章 情報の概念—人間にとっての情報
  • 第2章 情報の特性—目的適合性と信頼性
  • 第3章 トレード・オフ—情報の物々交換
  • 第4章 記号論の3分野—構文論・意味論・語用論
  • 第5章 オグデン、リチャーズの三角形—意味の意味
  • 第6章 抽象のハシゴ—思考レベルの理解
  • 第7章 合理性と因果性—合理的思考の危険性
  • 第8章 エディプス効果—予言の実現
  • 第9章 衣裳哲学—形式重視的風潮に対する警鐘
  • 第10章 アリバイ症候群—主役と脇役の逆転

「BOOKデータベース」 より

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