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日朝関係史

関周一編

吉川弘文館, 2017.2

タイトル読み

ニッチョウ カンケイシ

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注記

参考文献: p375-386

年表: 巻末px-xv

内容説明・目次

内容説明

活発な通交・貿易、そして戦争と断絶…。古来、日本列島と朝鮮半島は、国境を史的境界としない多様・多元的な移動や交流があり、王権・国家のあり方や対外関係に大きな影響を与えてきた。律令国家群の形成と展開、秀吉の「唐入り」、日韓国交正常化交渉など、双方の関係を東アジア内の広範な交流にも触れつつ解明。広域史の視点から見つめ直す。

目次

  • 1 古代東アジアの国際関係と交流(倭国と朝鮮三国の登場;律令国家群の形成と展開;解体する東アジアとその再編)
  • 2 中世東アジア海域と日朝関係(日麗関係と海商;モンゴルの脅威と高麗・日本;前期倭寇と日麗関係;日朝通行関係と倭人;対馬の朝鮮通交独占から豊臣秀吉の「唐入り」へ;中世日朝関係から近世日朝関係へ)
  • 3 近世の日朝関係とその変容(江戸時代の「交隣」関係と対馬藩;近世中・後期の日朝関係の変質;幕末の日朝関係—「交隣」の崩壊へ;日朝関係の転回—「交隣」から「征韓」へ)
  • 4 近代東アジアのなかの日朝関係(朝鮮の開国;日清・日露戦争;朝鮮植民地支配)
  • 5 敗戦・解放から交流へ(東アジア冷戦の形成と日本と朝鮮半島;冷戦下の日韓・日朝関係;冷戦の崩壊と日韓・日朝関係)

「BOOKデータベース」 より

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