書誌事項

鯨を生きる : 鯨人 (くじらびと) の個人史・鯨食の同時代史

赤嶺淳著

(歴史文化ライブラリー, 445)

吉川弘文館, 2017.3

タイトル別名

鯨を生きる : 鯨人の個人史鯨食の同時代史

タイトル読み

クジラ オ イキル : クジラビト ノ コジンシ・ゲイショク ノ ドウジダイシ

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注記

参考文献: p253-257

日本における近代捕鯨110年の歩み: p258-283

内容: プロローグ: 個人史と同時代史, 鯨を捕る(「鯨ど海に取り憑かれたんだっちゃ」-「百姓どころでね。銭んこ、とらなきゃ」), 鯨を商う(「それじゃぁ、プロの仕事やない」-「鯨一頭食べる会、またやりたいな」), 鯨で解く(「鯨革命と捕鯨の多様性」-「稀少資源化時代の鯨食文化」), エピローグ: クジラもオランウータンも?, あとがき: 謝辞にかえて, 参考文献, 日本における近代捕鯨110年の歩み

収録内容

  • 個人史と同時代史 : プロローグ / 赤嶺淳著
  • 鯨ど海に取り憑かれたんだっちゃ / 奥海良悦 [述]
  • 鯨はすべてでした / 和泉節夫, 和泉諄子 [述]
  • 百姓どころでね。銭んこ、とらなきゃ / 池田勉 [述]
  • それじゃぁ、プロの仕事やない / 岡崎敏明 [述]
  • こんなに美味しいものは、ほかにない / 常岡梅男 [述]
  • 鯨一頭食べる会、またやりたいな / 大西睦子 [述]
  • 鯨革命と捕鯨の多様性 / 赤嶺淳著
  • 銃後の鯨肉 : 伝統食か、代用食か? / 赤嶺淳著
  • 国民総鯨食時代 : マーガリンと魚肉ソーセージ / 赤嶺淳著
  • 稀少資源化時代の鯨食文化 : サエズリの伝播と鯨食のナショナル化 / 赤嶺淳著
  • クジラもオランウータンも? / 赤嶺淳著

内容説明・目次

内容説明

鯨とともに生きてきた“鯨人”六人が個人史を語る。江戸時代の鯨食文化から戦後の「国民総鯨食時代」、鯨肉が「稀少資源化」した今日まで、日本社会における捕鯨・鯨食の多様性を生活様式の移りかわりに位置づける。

目次

  • 個人史と同時代史—プロローグ
  • 鯨を捕る(鯨ど海に取り憑かれたんだっちゃ;鯨はすべてでした;百姓どころでね。銭んこ、とらなきゃ)
  • 鯨を商う(それじゃあ、プロの仕事やない;こんなに美味しいものは、ほかにない;鯨一頭食べる会、またやりたいな)
  • 鯨で解く(鯨革命と捕鯨の多様性;銃後の鯨肉—伝統食か、代用食か?;国民総鯨食時代—マーガリンと魚肉ソーセージ;稀少資源化時代の鯨食文化—サエズリの伝播と鯨食のナショナル化)
  • クジラもオランウータンも?—エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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