「三陸津波」と集落再編 : ポスト近代復興に向けて
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書誌事項
「三陸津波」と集落再編 : ポスト近代復興に向けて
鹿島出版会, 2017.2
- タイトル別名
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三陸津波と集落再編 : ポスト近代復興に向けて
- タイトル読み
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「サンリク ツナミ」ト シュウラク サイヘン : ポスト キンダイ フッコウ ニ ムケテ
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注記
博士論文「三陸津波災害後の復興手法と集落構造の変遷に関する研究 : 吉里吉里集落の復興にみる変曲点としての昭和三陸津波」(2014年) を大幅に加筆修正・再構成したもの
参考史料一覧: p340-341
内容説明・目次
内容説明
津波常襲地域と呼ばれてきた東北・三陸地方—被災のたびに奇跡的な再生を果たしたこの地で、なかでも昭和三陸津波(1933)において「理想村」と謳われた大槌町・吉里吉里集落の復興手法は、「近代復興」のメルクマールとして今なお注視に値する。多様な主体がせめぎあう集落再編の歴史を、統治機構の変化やそれにともなう制度・運用の変遷、民衆の動勢から読み解き、新たな復興モデルを説き起こす。
目次
- 序章 「災害復興史」試論
- 第1章 明治三陸津波にみる近代復興の萌芽
- 第2章 農山漁村経済更生運動と昭和三陸津波
- 第3章 吉里吉里集落における新漁村建設
- 第4章 チリ地震津波と東日本大震災にみる近代復興の成立
- 第5章 ポスト近代復興に向けて
「BOOKデータベース」 より