環世界の人類学 : 南インドにおける野生・近代・神霊祭祀

書誌事項

環世界の人類学 : 南インドにおける野生・近代・神霊祭祀

石井美保著

京都大学学術出版会, 2017.2

タイトル別名

An anthropology of the Umwelt

環世界の人類学 : 南インドにおける野生近代神霊祭祀

タイトル読み

カンセカイ ノ ジンルイガク : ミナミインド ニオケル ヤセイ・キンダイ・シンレイ サイシ

大学図書館所蔵 件 / 99

この図書・雑誌をさがす

注記

参照文献: p485-506

索引: p508-512

内容説明・目次

内容説明

人間と人間ならざるものたちとの相互交渉とその変容を、「あるもの」の地平を超えて考えていくために。人びとと野生=神霊の力との交わりとせめぎあいを、生物と生そのものとのパトス的な関係性としてとらえなおす、新しい「環世界の人類学」の誕生。

目次

  • 環世界の人類学にむけて
  • 第1部 野生=神霊の力と人間(水田と山野、神霊の土地;ペラールの大社と神霊たち;パールダナ—詠われる起源神話;神霊の大祭;「やりとりのネットワーク」と野生の力の流通;憑依の経験とパースペクティヴの戯れ)
  • 第2部 制度的変容と新たな環世界の生成(大社をめぐる抗争と神霊のエイジェンシー;南カナラにおける土地制度の変遷;母系制の近代法化と母系親族集団;人々にとっての母系制;「土地の主」としての神霊と土地改革;大規模開発の中の神霊たち;工業プラントにおける新たな環世界の生成)
  • 存在、パトス、環世界

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ