書誌事項

計算と経営実践 : 経営学と会計学の邂逅

國部克彦, 澤邉紀生, 松嶋登編

有斐閣, 2017.2

タイトル別名

Calculation and organizing practices : reconnecting accounting research and organizational theory

タイトル読み

ケイサン ト ケイエイ ジッセン : ケイエイガク ト カイケイガク ノ カイコウ

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注記

参考文献: p229-247

索引 (人名・事項索引): p249-255

日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究 (B) 「会計研究と組織理論の接合を通じた計算実践の解明」(JSPS科研費 JP16H03679)の成果の一部

内容説明・目次

内容説明

複雑に絡み合いながら、あらゆる経営実践を駆動する計算のメカニズム—計算という現代社会のブラックボックスをこじ開けた先に、昨今の支配的な学術的視座に見失われていた豊穣な地平を見出し、ますます高度化する経済・経営実践の本質的理解に挑む、刺激的論考。

目次

  • 計算を中核として組織化される経営実践—「見失われていた豊饒な地平」の再発見
  • 第1部 計算へのまなざし(計算が創る市場・組織・社会;勘定と感情—会計実践における目的志向性と感情性;市場取引の神々—計算と交換を支える制度ロジックスの超越と内在)
  • 第2部 経営実践の検討(計算の銘刻としての会計—組織変化の理解に向けて;イノベーションの駆動と会計計算—「計算の方程式」に着目した一考察;可視性の創造と変容—マテリアルフローコスト会計実践の時系列分析;人材を計算可能にするアレンジメント—人材紹介を活用した中途採用の比較ケース・スタディ;金融理論の実践—クレジット・スコアリングに基づいたアルゴリズミックな布置の日米比較;企業者の計算実践—事業計画の自己拡張と整合化;企業間取引の物質的実践—金属切削加工を可視化する計測機器)

「BOOKデータベース」 より

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