世界史的観点から現代を考察する : 二十一世紀への道

書誌事項

世界史的観点から現代を考察する : 二十一世紀への道

小林道憲著

(小林道憲「生命 (いのち) の哲学」コレクション / 小林道憲著, 7)

ミネルヴァ書房, 2017.3

タイトル別名

世界史的観点から現代を考察する : 二十一世紀への道

タイトル読み

セカイシテキ カンテン カラ ゲンダイ オ コウサツ スル : ニジュウイッセイキ エノ ミチ

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内容説明・目次

内容説明

現代を世界史の大きな枠の中でとらえて、十九、二十、二十一世紀を総括し、われわれが立っている現代の位置を解明する。科学技術が人間精神に及ぼす影響と、それに伴う文化精神の低落や大衆社会の病理を抉り出し、現代という時代の心象風景を批判的に記述する。現代とはどのような時代なのか、現代の精神状況を冷静に眺め診断する文明論的考察。

目次

  • ヨーロッピズム—現代の世界史的解明への序章(ヨーロッピズムの時代—ヨーロッパの世界化と世界のヨーロッパ化;ヨーロッパの拡大—ヨーロッパ文化の自壊とヨーロッパ近代文明の膨張;非ヨーロッパのヨーロッパ化—ヨーロッパ近代文明の受容とヨーロッパへの反撃)
  • 二十世紀とは何であったか—鎮魂と追悼の百年(非ヨーロッパの世紀;科学技術文明の進展;大衆社会の出現;文化の頽落)
  • 二十一世紀を読む—不安な時代(統合されゆく世界;分散する世界;混在する文化;一様化と水平化;膨張と略奪;離脱する精神;不安な時代と宗教)
  • 付論(東アジア時代の検証;多様性の中の共存;世界の政治的統合に向けて)

「BOOKデータベース」 より

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