初期フォイエルバッハの理性と神秘
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初期フォイエルバッハの理性と神秘
知泉書館, 2017.1
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Vernunft und Mysterium des jungen Feuerbachs
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ショキ フォイエルバッハ ノ リセイ ト シンピ
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Note
その他のタイトルは巻末の欧文目次, 欧文要旨による
参考文献: p[259]-274
Description and Table of Contents
Description
本書はフォイエルバッハ思想の全体像を捉えるためにも、19世紀ドイツ思想史における重要な転回(唯物論的・人間学的転回)を問いなおす上でも、さらには宗教分析、他者論、異文化交流、死生観など現代的問題を考察する上でも多くの示唆に富んだ業績である。
Table of Contents
- 序論(フォイエルバッハ解釈の問題性;フォイエルバッハ研究動向と論述方針)
- 第1章 『理性論』の汎理性主義(『理性論』執筆の動機—ヘーゲルへの接近;『理性論』の人格批判;「共感」概念の両義性と「絶対的一性」の突出;「何かあるもの」の両義性とヤコービ評価の二面性;感覚の両義性と理性の神秘性)
- 第2章 『死と不死』における「自然」の位置価(神のなかの「人格」と「場」;三位一体説の潜在化と神秘的汎神論—ベーメへの接近;魂の「目的」性と自然の「先在」性)
- 第3章 唯物論的・人間学的転回の意味—哲学と宗教との関係(ベーメ・モメント;ライプニッツ・モメント;結論的考察—「人格」批判と「自然」の復権)
- 付論 フォイエルバッハにとっての“神秘的なもの”
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