福祉にとっての歴史歴史にとっての福祉 : 人物で見る福祉の思想
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書誌事項
福祉にとっての歴史歴史にとっての福祉 : 人物で見る福祉の思想
ミネルヴァ書房, 2017.2
- タイトル別名
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福祉にとっての歴史・歴史にとっての福祉 : 人物で見る福祉の思想
- タイトル読み
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フクシ ニ トッテ ノ レキシ レキシ ニ トッテ ノ フクシ : ジンブツ デ ミル フクシ ノ シソウ
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注記
その他の編著者: 小笠原慶彰, 今井小の実, 蜂谷俊隆
文献あり
室田保夫先生人と業績: 巻末p[1]-11
内容説明・目次
内容説明
福祉は、慈善・救済から社会事業の時期を経て、人間と生活に寄り添いながら、その時代時代の問題点を解決してきた。しかしここにきて貧困や排除などが、再びクローズアップされ、歴史的な視点が必要とされてきている。歴史を知るということは「未来につながる力」を見出すことでもある。本書では近代の発展という光の影で人を支える実践を地道に行ってきた人物や取り組みにスポットをあて、福祉に生きた人々による近代史を描き出す。
目次
- 石井十次とアメリカン・ボード—宣教師ペティーから見た岡山孤児院
- 小橋勝之助と私立愛隣夜学校の創立—博愛社をめぐる人々
- 田中太郎の感化教育論—「人道の闘士」の思想的基盤
- 園部マキの生涯と事業—信愛保育園
- 岩橋武夫と盲人社会事業—小説『動き行く墓場』からの出発
- 村嶋歸之の生涯と思想—寛容な社会活動家の足跡
- 奥むめおと社会事業—社会運動としての福祉実践
- 久布白落実の性教育論とその変遷—嬌風会における純潔教育・家族計画
- 沖縄から大阪への移住者に見られた社会主義思想とその限界—大阪における同郷集団の運動
- 常盤勝憲と日本最初の盲人専用老人ホーム—慈母園の設立過程
- 糸賀一雄と木村素衛—教養の思想を中心に
- 福祉の近代史を研究すること—私の歩みと今後の課題への覚書
「BOOKデータベース」 より