時間の言語学 : メタファーから読みとく
著者
書誌事項
時間の言語学 : メタファーから読みとく
(ちくま新書, 1246)
筑摩書房, 2017.3
- タイトル読み
-
ジカン ノ ゲンゴガク : メタファー カラ ヨミトク
大学図書館所蔵 全186件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
時間は抽象なので、私たちが時間を認識するとき、なにかに「見立て」るしかない。この「見立て」つまりメタファーを分析することで、“時間”を具体的に意識化することができる。近代において最も強固な「見立て」は“時は金なり”のメタファー。コーパスや、具体的なテキスト(「吾輩は猫である」「モモ」等)を探り、私たちが縛られているさまざまな時間のメタファーを明らかにした上で、新しい時間概念(「時間は命」)を模索したい。
目次
- 第1章 時間をことばで表すと—『広辞苑』vs.『新明解』(『広辞苑』の定義の変遷;『新明解』の挑戦)
- 第2章 「時間」と「とき」(ときの意味—ゆったりと流れるもの;時間の意味—計量されるもの;「時は金なり」は「時間は金なり」?)
- 第3章 時間経過の認識論(哲学者たちは時間をどう思索したか?;時間はどう流れるか)
- 第4章 時間のメタファー(時は金なり;時間に追われる;時間のネットワーク—時間のことばの全体像)
- 第5章 新たな時間概念を求めて(“時間は命”;時間の円環を取り戻す)
「BOOKデータベース」 より