偉人崇拝の民俗学
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偉人崇拝の民俗学
勉誠出版, 2017.2
- タイトル読み
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イジン スウハイ ノ ミンゾクガク
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偉人崇拝の民俗学
2017.2.
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偉人崇拝の民俗学
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注記
博士学位請求論文 (成城大学, 2014年提出) をもとに、大幅な加筆修正を加えたもの
参考文献: p426-447
巻末: 事項索引, 人名索引あり
内容説明・目次
内容説明
歴史上の人物は、共同体の記憶の中で伝説化する。人々は彼らに何を託すのか。武田信玄、徳川家康、楠木正成らを祀る神社、史蹟、祭礼から、表象の現在に迫る。
目次
- 研究史の整理と本書の方法
- 第1部 近代日本の神格化と偉人化をめぐる世相(「顕彰神」論—楠木正成の表象史から;偉人化される死者たち—近代の贈位をめぐって)
- 第2部 神格化と偉人化の実態(郷土の偉人の変容—山梨県における武田信玄祭祀の近世と近代;偉人の発見—大岡忠相墓所の史蹟化と贈位祭の検討から;伝説にみる偉人の神秘化と権威—信玄・家康伝説を中心に)
- 第3部 現代社会における神と偉人(神・偉人の観光資源化と祭礼・イベント—大岡越前祭と信玄公祭り;教育資源としての神・偉人—赤穂市における義士教育を中心に;歴史上の人物をめぐる想起と語り—マスメディアと性差という観点から;子孫であるということ—その立場性をめぐって)
- 本書のまとめと今後の課題—民俗学的歴史認識論に向けて
「BOOKデータベース」 より