痛覚のふしぎ : 脳で感知する痛みのメカニズム

Bibliographic Information

痛覚のふしぎ : 脳で感知する痛みのメカニズム

伊藤誠二著

(ブルーバックス, B-2007)

講談社, 2017.3

Other Title

痛覚のふしぎ : 脳で感知する痛みのメカニズム

Title Transcription

ツウカク ノ フシギ : ノウ デ カンチ スル イタミ ノ メカニズム

Description and Table of Contents

Description

日常生活のさまざまな場面で体験する「痛み」。痛みは、生きていくうえでの防御機能のため、警告の役割もしています。私たちが受ける刺激は、皮膚下の侵害受容器を活性化させ、感覚神経を通って脊髄に伝わり、大脳で痛みとして認識されます。体内で起きている「痛み」のメカニズムを解説。

Table of Contents

  • 第1章 痛いとはどういうことだろう(だれもが体験し、これからも経験する痛み;痛みを理解するための基礎的知識;痛みを認識する大脳;痛みは主観—痛みは測れない)
  • 第2章 痛みはどのように生じ、脊髄に伝えられるのだろう(激辛料理を食べるとなぜ汗が出るのだろう—熱の受容器;どうして卵をつぶさずに握れるのだろう—機械的な受容器;腹痛はどのように生じるのだろう—化学的な受容器;傷みはどのように神経線維を伝わるのだろう;痛みはどのように脊髄に伝えられるのだろう)
  • 第3章 痛みの中枢はどこにあるのだろう(痛みは脊髄から脳にどのように伝えられるのだろう;痛みの中枢はどこにあるのだろう;痛みはなぜ主観的なのだろう)
  • 第4章 なぜ痛みは増強し、持続するのだろう(なぜ痛覚過敏反応は生じるのだろう—皮膚での末梢性感作;痛みはなぜ持続するのだろう—脊髄での中枢性感作;なぜ触刺激が痛み(アロディニア)に変わるのだろう;痛みはチャネル病)
  • 第5章 痛みの治療はどこまで進んでいるのだろう(着目される痛みの治療薬・治療法の紹介;高齢社会における痛みの治療)

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Details
  • NCID
    BB23284779
  • ISBN
    • 9784065020074
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    218p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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