メンデルスゾーンの形而上学 : また一つの哲学史
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書誌事項
メンデルスゾーンの形而上学 : また一つの哲学史
(立正大学大学院文学研究科研究叢書)
東信堂, 2017.1
- タイトル読み
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メンデルスゾーン ノ ケイジジョウガク : マタ ヒトツ ノ テツガクシ
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注記
博士論文「メンデルスゾーンの形而上学 : 神の存在の『新しい学的な証明』」(立正大学, 2014年度) に修正を加えた上、加筆したもの
参考文献一覧: p311-322
内容説明・目次
内容説明
脱「講壇哲学」者が示す「哲学する自由」。カントやレッシングの友人で、神の存在証明に関する著作等、顕著な業績を挙げながら、生涯工場に勤め続け「一度も大学に行ったことがない」メンデルスゾーンは、哲学が大学人の専有物ではなく、全ての人に開かれた知であることを如実に示す研究者である。本書はこの在野哲学者の全てを、主著『朝の時間』はじめ詳細に論考した日本初の研究であり、大学人即ち「講壇哲学」全盛のわが国に「哲学する自由」の意義を伝える、渾身の労作である。
目次
- 序論
- 第1章 メンデルスゾーンの「懸賞論文」(1762年)
- 第2章 カントの『証明根拠』に関する書評(1764年)
- 第3章 ヘルツ宛の手紙(1778年)
- 第4章 メンデルスゾーンのスピノザ解釈
- 第5章 『朝の時間』(1785年)
- 第6章 『朝の時間』第五講〜第七講
- 第7章 『朝の時間』第八講〜第十二講
- 第8章 『朝の時間』第十三講〜第十五講
- 第9章 『朝の時間』第十六講〜第十七講
- 結論
「BOOKデータベース」 より